煌燻木材』(燻煙乾燥木材)

信州唐松の燻煙乾燥材
長野県内に燻煙乾燥炉が2004年2月に完成

燻煙乾燥炉は既存の木造建築物を再利用するかたちで(株)古代人スガオカの技術指導によって建設されました。この燻煙乾燥炉からは、主に長野県内産のカラマツ・スギ等で秋彼岸から春彼岸までの間(冬期)に伐採されたものを丸太のまま燻煙乾燥し、構造用木材としては、主に心材(赤太)部分を製材したものが出荷されます。また、出荷時には樹木を育てた「生産者」が明示されます。

カラマツ 従来、カラマツは捻れや割れが生じやすく樹脂分が多いため、構造材としてはとても使い難い樹種として知られています。このカラマツを燻煙乾燥処理することで、捻れや割れが生じ難くなると同時に樹脂分が煙成分と反応して材の外部に流れ出難くなり木材の強度も増加する傾向があります。
秋彼岸から春彼岸までの間(冬期)の伐採 春彼岸から秋彼岸までの間(夏期)に伐採された樹木は水分含有量が多く、秋彼岸から春彼岸までの間(冬期)に伐採されたものと比較すると、強度的に劣り変形量も大きいと同時に腐朽菌に対する抵抗力も弱く腐りやすい傾向があります。
心材(赤太) 丸太の中心部の一般的に赤味を帯びた部分を心材(赤太)部分、その外側の白っぽい部分を辺材(白太)部分と言います。心材(赤太)部分は強度的に強く腐り難く、それに比べると辺材(白太)部分は強度が劣り腐りやすい傾向があります。心材は「骨」、辺材は「肉」に例えることができます。
「煌燻木材乾燥機」

 

各位様                   3月吉日

【煌燻木材乾燥機】が【皮付き丸太の状態で乾燥】

この度、煙で木材を乾燥する煌燻木材乾燥機を構築いたしました。
燃料は木屑、鉋屑、伐採時に発生する、枝や葉などで燃料費は0円で済みます。
この乾燥機で、信州の県産材であります「カラ松」「赤松」「杉材」や広葉樹の「ケヤキ」などを
「皮付き丸太の状態」で乾燥しています。

この「皮付き丸太乾燥工法」は、1回当たりの乾燥量は製材製品で180m3。構築費も一千万円少々です。
従来の木材乾燥工法は「蒸気乾燥」が主流でしたが1回当たりの乾燥量は25m3で価格は三千万円です。
が、この蒸気乾燥は「皮付き丸太」乾燥はできません。


企画設計者:褐テ代人スガオカ kodaijin@h8.dion.ne.jp  お問い合わせはメールで。
代表:古代人酋長 菅岡健司

煌燻木材が安全な健康木材の理由

煌煙成分の働きと科学的安全性

燻煙乾燥中の85度の温熱によって木材内の水分を減らすことにより、雑菌の生存を困難にするのです。
煌煙成分には400種類以上の化合物が含まれています。
カルボニル化合物、フェノール類、有機酸、アルコール類、炭化水素などに大別されています。
この内のフェノール類と有機酸は殺菌力が強く、煌煙乾燥中に多くの病原菌や腐敗菌が死滅します。
また、カルボニル化合物やフェノール類は木材と反応して表面に樹脂膜ができ、
フィルムでくるまれた状態になっているので、外部からの雑菌の侵入を抑えています。
さらにフェノール類は木材に含まれている脂の酸化を防ぐ作用もあり原理的に木材に
煌煙成分を付着、吸収させ保存性を向上させるとともに煙成分の放散を抑制しています。


これらが煌燻木材は安全な健康木材の理由です。

 よって煌燻木材はシックハウス症候群を引き起こす化学物質処理を施す必要がありません。

※煌燻木材の詳細は URL ; http://www.h4.dion.ne.jp/~kodaijinを一見下さい。

 

信州唐松のローコスト住宅(計画中)
燻煙乾燥木材を使った産直木造住宅供給システム

燻煙乾燥木材とは

煙の科学と市場への適応

ヒバ油MRSAに効果

燻煙乾燥木材と森林循環システムについて

(報道資料)カナダで炭化炉乾燥を合弁-古代人スガオカ

FAX:050-7533-8406

※ 資源保護のためカタログ類の配布は致しません。

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