ひば畳

ここに紹介する「ひば畳」は、従来の畳特性はそのままに、近年の高気密・高断熱住宅にも適した健康志向の畳です。
ひば畳の特徴は、天然青森ひばのチップをシート状に内包させ、パール表(天然イ草)の下に組み込む事によりダニ・カビの発生を防ぎます。
畳床には、通気性の良い木質繊維ボードを使用して湿気を防ぐと共に軽量化を図っています。
更に、このボードは間伐材・端材などを有効活用したエコマーク認定品で環境問題にまで配慮されたものです。
この他ひば畳シリーズには熱伝導の効率がよいハニカムコアを採用した床暖房用畳や超薄型の「きたろうひば畳」などがあり、従来の畳の感触を損なうことなく現代の家造りにマッチした畳です。
やはり畳の部屋を・・・・とお望みの方に好評なひば畳シリーズです。

昔からいわれていた青森ひばの効用は、青森県工業試験場が科学的に解明しました。
ひばのヤニ、つまりひば油に含まれるヒノキチオールという成分に、虫を寄せ付けない(忌避)効果があり、カビなどの雑菌の繁殖をおさえ、腐食にもつよいことが証明されました。
もともと、このヒノキチオールの抗菌性については、戦前から結核菌に対する抗菌性物質として研究されていたのですが、戦後のペニシリンなど抗生物質の登場により影をひそめてしまったもの。

しかし抗生物質の副作用などの害がいわれるようになって再び注目を集めてきたのです。
最近では、ヒノキチオールの仲間、フェトンチッドの精神安定作用が森林浴として話題になりました。ヒバ油の香りがストレス緩和作用に効果があることも研究で確かめられています。
食物の鮮度保全の面での利用も研究されている将来へ期待のもてる成分なのです。
ひとに優しい天然の効果、健康な暮らしへの21世紀の発想ではないでしょうか。

協力:(株)古代人スガオカ

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