参考資料

耐久性と可変性を備えた スケルトン・インフィル住宅

日本の住宅は欧米と比べて寿命が短いと言われています。住宅を取り壊したときには建築廃材やゴミを生み、環境への悪影響も心配されます。住宅の寿命を左右するものには構造材の耐久性もありますが、ライフスタイルの変化によって間取りが合わなくなったりという機能的な問題もあります。 そこで提唱されたのがスケルトン・インフィル住宅です。建物を躯体部分と内装部分に分けて、それぞれ独立して設計・施工し、躯体部分の寿命を延ばそうというものです。

KSIモデル住宅

インフィル
住まい手のライフスタイルやライフステージの変化に応じてつくり替えることが可能。

集合住宅の骨組ともいえる躯体や共用設備(スケルトン)と、住戸専用部分の内装や設備(インフィル)を明確に分けているので、スケルトンの耐久性とインフィルの更新性・可変性が大きく発揮できます。

 

スケルトン
100年以上の長期耐久性を持ち、インフィルの変化を可能とする柱梁床構造。

従来の集合住宅

これまでの集合住宅では、間取りを変えたいときや、配管や配線などが老朽化した場合にも、構造上さまざまな制約があるため思うようにリフォームできませんでした。

 

 

出典:ニューハウスムックNo.62 P.22

FAX:050-7533-8406

※ 資源保護のためカタログ類の配布は致しません。

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