1.根固め工・床工・落差工 

河床の根固め・床止め・落差工などの構工には、ピラー型やバスケット型、格子型などに現地産の砂礫・巨石などを詰め合わせることによって河床勾配の緩和や河岸の洗掘防止が図られます。
これらの工法は伏流水などを遮断しないため河床に馴染み易く、巨石などの空間は魚棲や隠れ場所などに利用されます。

構工の落差を小さくすることによって、単調な河川形態による影響を緩和し、生態系の多様性を高めたり、水質の改善などの役割を果たします。

ピラー型やボックス型などに巨石を充填することによって、複雑な流れや水面変化を造ることができます。また、砂礫などの堆積により、植生が復元され、水面上に生息空間が創出されます。
協力:燻煙木材建設技術研究所・滑ツ境システム開発
煌燻木材による新しい建設技術を目指して 目次

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